さくら咲く

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一気にやってきた春

家の前からさくらが見える幸せ

蕗のとうを摘んで天ぷらにしたり、つくしを甘辛く煮てみたり

春のほろ苦みも味わって

 

今日から4月が始まる。

3月はあっという間に過ぎて

昨日はお家で楽健法の踏み合い会

足の付け根や腕の付け根を踏むことで身体の

流れを良くする健康法

 

つまりを流して、身体もスッキリさせないと。

ブログもしばらく放っていたけれどまた再開。

ちょこちょこやっていこうと思う4月1日でした。

小屋

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山村テラス

長野県佐久穂町にある山村テラスの素敵な小屋に宿泊してきた。

集落からちょっと離れたロケーションで、小屋の大きさもちょうど良く、

そしてこの小屋をつくったダイゴさんのホスピタリティーも絶妙で

2日間とてもいい時間を過ごすことができた。

 

冬の佐久穂は極寒ということだったので、防寒着をたくさん

持って出かけたけれど小屋の中には薪ストーブと灯油ストーブがあり

小屋が小さいこともあってすぐに暖かくなり、思っていた以上に

暖かく快適に過ごせた。

 

この小屋に泊まったのは2回目、前回は7年前の4月。

ちょうど、御代田にあった中村好文さんの小屋を見学に

行かせてもらう時に、Airbnbで見つけたのがダイゴさんの小屋。

関西の友人も中村さんの小屋を見たいと集合して、ダイゴさんも一緒に

御代田の小屋を見学に行くことになった。

今回泊まった小屋はダイゴさんの一番最初につくった小屋で

その後、古民家や別荘を素敵に改装して山小屋風にして運営している。

山村テラス

宿泊できる小さな空間 | stay | 山村テラス

 

私も小屋をつくりたいと思ってからその夢をあたため続けている。

今年はそろそろ動き出したいと思って、その一歩にダイゴさんの小屋に

泊まりに行こうと思った。

小屋に泊まって小屋の妄想をふくらまそうと。

 

今回小屋に泊まって感じたことをいくつかつらつらと。

やっぱり小屋は小さいのがいい。

そして居心地が良いのが大事。

山が見える景色、そして薪ストーブ。

小さな台所、良い音楽。

美味しいごはん。

ゆっくりする時間。

 

良い土地と出会えるといいな。

まずは探し始めて、動いてみようと思う。

 

 

雪の日

朝起きたら外は真っ白。

天気予報で雪予報だったから予想はしていたけれど

真っ白な景色に言葉がうばわれる。

いつものように朝からシャワーを浴びて簡単に

掃除をしてヨガとまいあさ瞑想を出てから朝ごはん。

ゆっくりラジオを聴きながらこたつの中でしんしんと

降る雪景色を見る。

景色が一変している。

家の前の小さな畑もまっしろ。車の上にも雪が積もっている。

 

今日は出かける予定はないけれど、明日から長野に行こうと

していたから出かけられるかなとは思うけれど、まぁなるようにしかならないし。

家の中から雪を見るのは何だかわぁとなる。

雪かきや、この後の道路が凍ったり、運転が難しくなるのは

大変だけれど、でも別世界に連れていかれるような。

音も消されて、しーんとした世界。

中谷宇吉郎先生の本を読み返したくなる。

今日はゆっくり雪を眺めて過ごそう。

お家の中にこたつがある幸せをかみしめながら

本を読んで、あたたかいスープを飲んで。

 

ヨガ

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DLF phase2 Sivananda yoga center Gurgaon

ヨガと本格的に出会ったのはインドに行ってから。

結婚した夫が先に始めていて、家の近所にあるからと連れて行ってもらったのが

グルガオンにあったシバナンダヨガのセンター。

 

インドに行ってから、まだ知り合いがいない頃はほぼ毎日のように

センターに行ってヨガのクラスを受けていた。

シバナンダヨガ のクラスは基本的にほぼ同じ。順番もやるアーサナというポーズも。

あまり、細かい説明があるわけではなく、淡々と静かに。

 

はじめた頃は、まさかその後に先生になるコースに行って、ヨガを教えるように

なるとは想像もしなかったから人生は面白い。

 

ヨガは日本に帰ってきてからも続けていて、インドで一緒にヨガをしていた

人たちがコロナで日本に戻ってからも続けたいと言ってくれたのが

きっかけでオンラインでヨガを教え始めて今も教える機会をいただいている。

 

ヨガをやっていて良かったことは身体がスッキリするということ

そして、心も少しずつ落ち着いてくること。

奥が深くて今でもまだまだ入り口でウロウロしている感じをあるけれど

インドでヨガに出会えたことは宝物だと思う。

 

インドの絵本 ”The Deep”

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the deep Mayur Vaeyda and Tushar Vayeda

インドの小さな出版社タラブックスによって作られた本

表紙のマリンブルーがとてもきれいで、見ているだけで

海の世界に引き込まれる。

 

作者のマユールとトゥシャール兄弟はインドの友人でもあり

尊敬するアーティスト。

 

ワルリ族はインド西部のムンバイの近くに住む先住民族

牛糞を下地にした布や壁に米粉を使って細かい点描で

村の生活や儀式を描いたワルリ画で知られている。

 

インドにいた時に友人から小屋をつくるプロジェクトが

あるけれど一緒にどうかなと誘われて行ったのが、ワルリ族の

村、ガンジャード村。

 

基礎から作る小屋づくりは想像以上に大変。

土や石を運んだり、朝から牛小屋を回ってまだホヤホヤの

あたたかい牛糞を集めて水と捏ねて壁を塗ったり。

でも大変だった以上に楽しく、何よりもマユールやトゥシャールなど

ワルリの若者と一緒に作業をするのは楽しかった。

 

食事も薪から火を起こして、煙にモクモクされながら

ご飯をつくり、夜は輪になって踊る村のお祭りに参加したり

1日があっという間に過ぎて行った日々。

 

便利な生活とは真逆の、でもギューっと濃い村の生活。

この本はマユールとトゥシャールが日本のアーティストインレジデンス

のプログラムで日本の粟島に半年滞在した中で、海を通じて世界が

奥深くで繋がっていることをワルリ画で描いた作品

彼らの故郷、インドのガンジャード村の川から日本の粟島、そして海

 

いつかタラブックスで絵本を作れたらと話していた彼らの夢が

実現したことの嬉しさ

 

コロナでなかなかインドに遊びに行かれないけれど

またいつか再会できたらいいなと心から思う。

 

 

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昨年引越しをして住んでいるところには小さな畑がついている。

はじめて畑のある暮らしをして、家から歩いてすぐの庭先に畑が

あるのはとっても便利で楽しい。

昨年は小松菜と水菜を種から、そして白菜と芽キャベツ、そして

のらぼう菜を苗から育ててみた。

小松菜と水菜はよく育ち、サラダや鍋に収穫をすることができた。

白菜はあまり丸くならなかったけれど、緑の葉っぱは立派に。

11月ごろから霜が下りて、朝晩は土も凍るほどになり

畑はお休み中。春に向けて何を植えようか、土づくりはどうしたら

良いのかとボチボチ考えているところ。

去年、移住体験ツアーでご近所で畑をしている人のお話を聞いてみようと

思って連絡をしてみたら、畑にどうぞと声をかけてもらったので

今日午前中に畑へお邪魔してみた。

 

畑の説明から育てている野菜、そして堆肥のことを

伺えて充実した時間だった。

 

いいなぁ。

私も小さいながら畑をやって野菜を育ててみたいと改めて思う。

 

パクチー、青しそ、ハーブ、そして夏野菜。

小さな畑だけれど、楽しんでやってみたい。

引っ越してきて良かったなと感じた日でした。

始動

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インドのシャンティニケタンで見つけた小屋

2022年2月新しいことを始めてみようと。

小屋をつくってnotaribooksを始める一歩を踏み出してみようと。

 

最近本当にやりたいことは何だろうと考えている。

何がやりたいのか分からなくなることはよくある。

気がつけばぐるぐる頭を回ることも。

小屋をつくりたいと思ったのはボリビアに行ったことが

きっかけ。

 

青年海外協力隊で過ごしたボリビアで、お家を少しずつ

作っている様子を見て、家は買うのではなく作れるのかと

凝り固まっていた頭がぽろっとゆるんだ。

家は買うのではなく、つくる。


ローンをたくさん抱えてそこから縛られるのではなく

自由に生きる象徴のようにも思えて、でも家をつくるのは

ハードルが高いから小屋ならと思ったのがきっかけかもしれない。

 

小屋をつくることを想像すると楽しくなる。